この4月21日、長く待たされた映画 Vampire Hunter D が公開された。 映画化の計画はもう何年も前のことだったので私自身うっかりと忘れ果てていたんだ・・・・・。 実は昔のOVAの「Vampire Hunter D」も既に見ていたんだが、 これ、ストーリーは忠実に作ってあったのでいいが、 絵が・・・・・ アニメとして成り立つ為の絵が・・・・ 頂けない。(-_-;) 私の頭の中にある”D”のイメージは本の表紙絵のあのDである。 そのことを思うと 絶世の美貌を持つ若者 のイメージは全くない。 だって私の目に写ったのは 一人旅に疲れたのか 目の回りに大きな隈を作った男だったのだから・・・・・・・煤i ̄□ ̄; そんなショックを数年前に受けていたものだから今回もどうせまともなDじゃないだろうと行くつもりはなかった。 だけど私ったらいろんなところで 『菊地さんのDって好きなんだ〜〜!』 っと言っていた。 それを覚えてた人がある時掲示板に 「るるちゃん、Dの映画観た?今日観てきたけど良かったよ♪」 と、囁いていった。 そうか良かったのか。 そりゃ、監督・脚本が川尻さんだもんストーリーに問題はないだろう でもね Dの絵が自分のイメージじゃなきゃ耐えられない 今度もまたイメージ壊されたら、わたしゃ・・・・・・・・・グレるよ。 だから私は行かないのさヽ(´_`)ノ 3日後、また掲示板に書き込みがあった 「もう観た?あれは観ても大丈夫だよ。すごく良く出来てたから(*^_^*)」 また甘い囁きを残して去っていく。 流石にちょっとは興味もできてきたのでいろんなサイト巡りをしてみると なるほど感触がいい。 みんな「これは良い映画だ」と評判だ。 そんなに良いのなら見逃すのもやっぱ惜しい。 仕方がない。観てやるか。 私がグレても困るのは私じゃなく回りだから。 そんな無責任なことを思う かくして 明日は映画を観に行くぞ!と心に決めた。 それが5月7日だった。 早速インターネットで上映している映画館を探す。 探す 探す ない ここ愛知は東京ほど映画館がないのは知ってる。 それでも仮にも地方都市 そんな馬鹿な!!!!!って感じだ。 確かにスピルバーグのように一般向けじゃない映画かもしれないけど これだけ売れてる本だ 名古屋でやらないわけがないじゃないか でも私は知っている こっちの人の傾向は東京というか関東方面の人と価値観と言うか考え方が違うんだ。 それを思い出した私はやはり 名古屋じゃやらないかもしれないと思った。 仕方がないので少し範囲を広げて上映館を探すことにした。 あった! ありましたよ! 桑名と豊川煤i ̄□ ̄; どっちもちょうど名古屋から50〜60kmくらい離れてるじゃん煤i ̄□ ̄; 今回のDは観ると、さっき心に決めたもののこの時点ですでに心が挫けてしまった。 だって どっちに行くにしても私の住んでるトコからじゃ 高速道路を使わないと行けない 私、車の運転は好きだ! けど、まだ自分の運転で高速道路走った事がない。 免許を取る時も 「絶対 おまえは人の倍は掛かるから覚悟していけよ」と 何人からもありがたい声援を頂いていた。(結果は予想通り) そんな私があんなビュンビュン走る車の中に入り込めるわけがないじゃないか。 だがしかし 遠い映画館でDが私を待っている。 この時点でもう完全に前回のOVAで裏切られていたことをすっかり忘れ自分のDの世界に入り込んでいる。 うっ、仕方がない人に頼むかと思い、早速相談 「どうしても観たいから連れてって♪」と頼んでみた。 「ダメ!」と一言 私はたった1秒で瞬殺されてしまった。・°°・(>_<)・°°・ でも諦めきれない・・・・ このチャンスを逃したらもう一生Dが観られないかもしれない。 (無理して高速走って事故ったらそれこそ一生見れないぞ) 考えているうちに5月8日の朝になった。 天気は雨 今日は仕事の入ってない日 でも天気は雨 明日は行かなきゃなきゃならないことがあるから観るなら今日しかない。 外は雨、雨、雨 え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い、どうにでもなれ〜! 私は車に乗った。 |
つづく(^_^;) |